どんなによくても過去は過去

あらま、随分と更新が途絶えていました。


その分、いろんな学びや出来事がありましたよ♪


というわけで、本日はこんなテーマでお送りします。


【どんなによくても過去は過去】


私の場合、どんなに過去を振り返っても、あの頃はよかった、という過去はない(と思っている)ので、なんだかんだで今が一番いいな、と思っています。


もちろん、1年前の写真を見ても、老いのスピードは増すばかりで、若い頃の自分はなんて細くてぴちぴちなのかしら、、、とは思います。


という外見的要素から見た「よかった過去」はありますけどね。


さて。


なぜ、ステキな経歴があったとしてもそれが何らかの理由で失われ、どん底に陥り、「あの頃に戻りたい」という現象が起きるんでしょうか。


そこには、本能的な理由が隠されているように思います。


何不自由なく、平和に、穏便に暮らしていると、心のどこかに「こうしてはいられない」という成長本能があるような気がするのです。


なので、厳密に言えば、どん底、というのは、自分が意図しているものなのだと思います。


が、無意識下の自分が意図していることなので、意識的な自分は「どうしてこんな目に遭うのだろう」となってしまうんですね。


クライアントさんの中でも、「昔の私は輝いていて、何もかもうまくいっていて、今の私は私ではありません」とおっしゃる方は多いです。


本当にそうでしょうか。


あの頃が史上最高の自分だとしたならば、それを更新し続けることが出来なかったのはなぜなのでしょうか。


私が思うに、やっぱり、「クラッシュ&ビルド」なんじゃないかと思います。


一度叩き壊して更地にして、立派なものを建てていく感じ?


もちろん、重要文化財のごとく脈々と受け継がれていかねばならないものもあるかもしれません。


でも概ね、人の成長というのは、積み重ねていく過程で一旦壊してみるというのはすごく大切なことなんだな~と、セラピーを通して感じます。


それはなぜかというと、人ってどんな人でも、生きていると固定観念や既成概念にまみれてしまうからです。


それが邪魔してガンコになってしまったり、イレギュラーなことが受け入れられなかったり、新しい考えが理解出来なかったりするので、やっぱり一度、ガラガラガラーー!!ってぶち壊すことが必要なのですね。


とはいえ、積み上げて来たものがクラッシュすることは、それほど簡単には感情がついて行きません。


特に、幸せだと思っていたものを手放すことになった時には、悲しみのほうが大きいのも現実です。


なぜこんなことが起きたのかをカウンセリングである程度意味付け出来たとしても、人によっては家に帰ったらまたすぐに「あの頃はよかった病」に逆戻りしてしまうのです。


だから、焦らずに、ゆっくりと、ひとつひとつ出来ることから始めていきましょう。


あなたが握り締めていた「よかった過去」は、過ぎ去った「よき思い出」となり、やっぱ今のワタシがサイコー!!という風になれますよ。


今のワタシがサイコー!!と思っていても、人生のどこかでまた、クラッシュ&ビルドは起きるかもしれません。


でも、その意味を知っていれば、「次のサイコー!が待ってるんだな」と思って頂けると思います。


わざわざ辛い経験を引き寄せる必要はありませんが、時として起きるクラッシュは、幸運の前兆として是非、喜んで引き受けてみて下さいね。


辛い、意味がわからない、と思う方は、セラピーにお越し下さいませ。


ではまた!